しっかりした勉強の土台を作り上げるためには、勉強習慣化、
つまり正しい勉強のパターンを確立することです。
勉強が苦手という生徒たちに共通しているのは、
勉強の習慣が出来ていず、
親や先生に強く言われたときや、
たまたま気が向いたときだけ勉強する、
といった「まだらの勉強」になっていることです。
勉強の習慣化といいますと、
決まった時間に机につくことだと思われているようです。
確かにこれは一番大事なことですが、それだけでは充分ではありません。
より重要なことは、それが基本の勉強法になっているか、
と言うことです。
ここでは、教室で指導している方法を紹介しましょう。
英・数は、毎日しよう!
英語の勉強法
① 毎日CDを聞く(1~2ページ分を2回)
② 教科書「虎の巻」を使って、「英語ノート」を書く。
③ 「英語ノート」を書いた単元の「テキスト」と学校のワークをやる。
間違った部分に赤線を引き、ノートに英語と日本語を書く。
間違った答を消して、正解を写しマルをつけたりしないこと。
これだけです。期末試験が終わったら、
自分の「英語ノート」とテキストを開いて、やれてないところから始めましょう。
学年末試験までに、学校の進度まで追いつくことが目標です。
数学の勉強法
① 「単元別テキスト」を1週間で終わらせる。
② テキストの問題練習をノートにやる。
○ 計算の過程を全部書く。 ○ 図やグラフもノートに書く。
○ 間違ったところは、赤で線を引き消さない。横に赤で正しい解き方を書く。
○ わからないところは、解答の解き方をノートに写して、塾に来たときに質問する。
③ 学校の進度に遅れないように、学校のワークをやる。
自分のテキストを開いて、
2年生は「式の計算」から、1年生は「文字式」から、
自分がやれてないところから始めましょう。
これも学年末試験までに、学校の進度まで追いつくことが目標です。