チャットGPTはしれっと嘘をつく

空と雲

チャットGPTは、
いまや就職活動の自己アッピール文にも 使われているとか。

このような一般的な内容なら、
ほとんど問題ないようですが 専門的な分野になってくると、
かなり怪しくなります。

その理由を、番組で松尾先生は、
税務上の質問に答えさせた例をあげて
インターネット上に
日本語の専門分野の情報が少ないことと
ウソの情報が多いことをあげていました。

学生が、レポート提出に
AIを使うことが問題視されてますが、
出題する教師の側が、
超レアな文献を選んで、
より専門的なテーマを出せば、
いいのではないかと思います。

GPTの答が、
専門家から見れば間違いだらけと言っても
こんなことが言えます。

人々が日常的に行っている会話は、
専門家からするとほぼ間違いでも、
話している当人どうしは、
互いに納得していて何の問題もない。

AIもそういうことではないのか、
と松尾先生は解説していました。

博多では、いい加減な世間話のことを
「げな、げな話」といいます。
「げな」は「~らしい」の伝聞の意味。
なんか人間っぽくて面白いです。

宮城県の村井知事が
自分のことをチャットGPTに聞くと、
防衛大学出身なのに
「東北大医学部出身で医師会会長」
と答えたとか。ゲラゲラです。

人間だったら、 一度、こんなこと言ったら、
二度と信用されなくなるでしょう。
チャットGPTが間違えても、
責任は、 使った人間が取ることになります。
これから、こんなことが多発するのではないでしょうか。

番組は、ここで見ることができます。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2023128714SA000/?spg=P200800014000000
110円かかりますが、