成績アップ キホンの基本

成績が今一つといいう生徒たちを見ていると、
「当たり前のこと」が出来ていないなと感じることにぶつかります。
その都度注意するのですが、なかなか改善できません。

逆にすぐに改める生徒は、短い期間で結果を出してきます。

学年末試験の数日前、
いつも450点以上取るAさんは、
既に学校のワークを数回終えていました。
(今回、平均が下がったにも関わらず、450点台をクリア)

塾の時間だけでなく家でもしっかりやっているからこそ、
毎回450点以上がキープできているわけです。
教室では、わからないところや学校ではやっていないところを聞くという、
勉強の目的がはっきりしているのです。

それに対して、ワークを学校においたまま
(いわゆるオキベン)の生徒もいました。
注意して持ってくるように指導しましたが、
本人は、「先生(学校の)が、そうしなさいと言ったから」
と当然のことのように言います。

本人の言葉が正しいのであれば、
学校の先生としては、
忘れる生徒がいると授業中にワークが使えなくて困るので、
やむなくそうしているのかもしれませんが、
とんでもないことです。

これでは定期試験が取れなくても当たり前です。

定期試験で成績を伸ばすためには、次のステップをふむことが必要です。

① 基本事項を教科書と学校のワークや塾のテキストで理解する。
② 学校のワークや塾のテキストで理解を深める
③ 過去問や対策プリントで応用力をつける。

この基本の流れを無視して、
いきなりワークや過去問の練習問題を「わからない」
と聞いてくる生徒がいます。

しかし、まず①の基本的な意味や公式が頭に入っていなければ、
練習問題や応用問題が出来ないのは当然のことです。
まず基本の理解するため
ワークやテキストてしっかりやることが大切です。

① 決まった時間に机につき勉強を始める。
  →勉強はリズムを作ることが一番大切です。
② ていねいにしっかりした字を書く。
  →よれよれの字、乱雑な字では頭の中は整理されません。
③ 教科書を読み、学校のワークや塾のテキストをやる。
  →これをやらなければ何をやるのでしょうか。

 

育アカでは、キホンを重視することを教えています。