斎藤孝著「こども『学問のすすめ』」を中学生の保護者にぜひ読んでほしい2


今日は、途中から雨でしたが、こんな晴の日に歩くと気持ちがいいですよ。こんな雲がいいですね。

さて 斎藤先生の本「学問のすすめ」には 次のような言葉もあります。
「自由と我がままとの境は、
他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり」
現代語に直すと、
「自由と我がままの違いは、他の人に迷惑をかけるかどうかである。」
なんか、当たり前のようですが、実は、ちょっと深いんですね。
斉藤先生は、次のように展開しています。
自分のお金を使って遊んでばかりいる人がいるとして、この人がやっていることは「自由」とは言えないのだと

どういうこと?

「『自分のお金なんだから、どう使おうと自由でしょ』と言う人もいるかもしれませんね。
でも諭吉先生は、(それは)
『わがまま』だとはっきりいっています。なぜならその人があそんですき勝手にしていると、自分もそうしようと思う人が出てくるからです」
と続きます。その理由は
「その人が遊んですき勝手にしていると、
自分もそうしようと思う人が出てくるから」
「軽く考えてやった行動が、
実は社会に迷惑をかけているかもしれないんだよ」
だそうです。
なるほど、厳しいですね。何でも、「カラスの勝手でしょ」とはならなってことですか。
考えさせられますね、