空と雲
朝日新聞の多事奏論というコラムで
くらし報道部科学みらい部次長の
岡崎明子さんが
徳島県に今春開校した
「神山まるごと高専」のことを
「型破りな高専の熱い挑戦」という題で
紹介しています。
これ読んで、びっくりしました。
人口５千人の過疎の町にできた
この高専は全寮制で、案内には
「１５歳から、テクノロジーとデザイン、
企業家精神を一度に学ぶ」とあります。
私立高校なのに企業からの寄付金で
学校が運営されるため、
学費５年間分1000万円が
給付型（返済不要）奨学金で不要。
入学金と年間100万円の寮費も、
世帯年収が398万円以下の場合は、
給付型奨学金が出る。
年収がそれ以上の場合でも、
年収の8.7％以下の負担なるように
設計されているというすごさです。
一般入試は、
数学・国語の学科試験と小論文
今年は399人が受験して44人が合格、
約９倍の競争率でした。
福岡県からは21名受験したとか。
何人合格できたのでしょうか。
入試問題を見てみたところ、
国語は、普通の入試問題と異なり
とてもユニークな出題です。
言葉の知識と社会科の知識も必要です。
数学は、国立高専の問題と似ていますが、
平面と立体の応用はない分、関数が高度です。
詳しくは、
https://kamiyama.ac.jp/guidance/
入試問題も見ることができます。
