くり返しの大切さ

人間の脳は、
忘れるように出来ています。
だから、忘れないうちに、
くり返すことが重要です。

さて、コロナ対策のため、
まだ期末が進行中の学校もありますが、
大半の中学校では試験が終わり、
生徒たちが報告のため
答案を持ってきています。

そのなかでも、試験前1週間の時点で
学校のワークを3回終えていた
Kさんの5教科合計は、
なんと481点(500点満点)

「すごいね。やったね、」
とほめると 半分照れながらも、
「ミスをしなければ、
100点取れてた教科が2つあった」と
残念がっていました。

入会したての生徒に、
練習する課題を示しますと、
「この問題は前にやりました。」 と
一度解いた問題をやるのは、
ムダのように感じている生徒がいます。

でも、私たちは、
「試験で点を取るためには、
自在に解けるようになるまで、
くり返しやることが大事」
指導しています。

今回の試験の結果に
今一つ満足できない人は、
くり返しの練習が充分だったのか、
振り返ってみて欲しいと思います。

誰でも、Kさんのように
高得点が取れるようになる
わけではありませんが、
くり返しの練習が実行できれば、
どんなレベルの人でも、
自己最高の結果を 出すことが
出来ます。

中学生レベルの学力差は、
頭の良し悪しよりも、
反復練習をどれだけやったかの方が
大きいと思います。 
やはり、
継続は力なのです。